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ゆるカフェの仲間たちへ〜誓いのレザ−ブレス〜


地上に出ると,道路を挟んだ右斜め向こう側に、築地本願寺が見えた。
左を見ると,角に「ドト−ル」その向こう側に「スタバ」が見える。
「集合時間まであと20分かぁ」
微妙な時間に暫し考える。
足は「ドト−ル」に向かい,クリ−ムパンとアイスティを注文した。
窓際のカウンタ−に座り,今にも雨が落ちてきそうな空を見上げる。
今日は何時ものイベントとは違う。
僕が座長なのだ。
しかし不思議なもので,逆に緊張感というものはないようだ。
「あとはやるだけか」
心の中の己の呟きを聞きながら,いやに静かで穏やかな時間の中に僕はいた・・・

最近の僕の中には「なんくるないさ〜」と「て〜げ〜」が渦巻いている。(両方とも沖縄の言葉)
それは45歳を過ぎた辺りから顕著になってきた。
何でも「なんとかなるさ」と思ってしまうのだ。
それは自分が常に「ポジティブにポジティブに」と思い続けてきたからかもしれない。
力もいい感じに抜けているのだ。
舞台袖から舞台に出る瞬間。
マイク前に立った瞬間。
確かに「スイッチ」が切り替わるのだ。
一点に集中出来るのだ。

「ジャンニバルバ−トで行こう!」は,当初、自分で全部やるつもりであった。
それは昔,坂本長利さんの一人語りで見た「越前竹人形」の印象が強烈に残っていたからかもしれない。
「一人語り」とは。
読んで字の如しで,一人で全ての役(女性も)をやるのだ、合間のナレ−ションを含めて。
以来,幾つも舞台は見てきたのだが、それを上回る「語り」に遭遇した事はない。
どちらかというと「芝居」の括りになるのかもしれないのだが,「語り」と「芝居」が無理なく融合された舞台であったのだ。
客層は高く(年齢),僕のような20代前半(当時)の若造などいなかったと記憶している。
これこそ「匠の技」
まさに一つの芸術作品だった。
ここに至る為には「感性」「技術」はもとより,深い「人間力」がなければ不可能であったろう事は、僕にも想像出来た。
それを思い返した時,今の段階では「無理」と判断し「ゆるカフェ劇団」を結成させてもらったのだ。
その中で拘った事は「効果音」などを入れないで聞くことが出来るドラマであった。
今回の「第一歩」を糧として,次に繋げていければと思っている。
お客さんとキチンと対話が出来るカフェで在ればいいと思っている・・・

終演後。
控え室で,ささやかな打ち上げが行われた。
ささやかだけど,とっても暖かい豪華な宴だと、僕は思っていた。
いつもの収録現場と変わらない,お菓子大王からのスイ−ツ&ごはんものの差し入れ。
絶えない笑い声。
「スタッフが楽しんでやっていれば,それは聞いている方達にも伝わる筈だ」
それを実感した「スペシャルブレイク」だった。
それを改めて感じさせてくれたライブだった。

僕の左腕には,あのイベント以来、赤いレザ−ブレスが巻かれている。
あの日の事を決して忘れないように。

次の一歩を踏み出し続けていく為に・・・





2008/9/1(月)17:52 茅ヶ崎「スタ−バックス」にて
    & 2008/9/1(月)20:50 自宅にて









2008.9.2